【内容量】　5g
【成分】　ミネラルオイル、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、香料、シクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン
【容器サイズ】　直径2.5×高さ6ｃｍ

　私は、クレイジースティックは、実店舗では見たことが無いのですが、ネットではよく見かけます。あまり売り切れている印象もありませんので、ネットなら簡単に買える練り香水です。（一時期、伊勢丹の店舗で買えたようです）
　クレイジースティックは、スピリチュアル　ライラックのほかにも、「インペリアルパイン」「ムスクパチュリ」「ブルーオーキッド」など、複数の銘柄が出ています。

　スティックタイプの練り香水は全部そうですが、固めのテクスチャです。スティックを塗りつけて使うので、固いために使いにくいということはありません。
　固さよりも、べた付きが少々強いのが、私には好きになれないポイントです。

　ライラックの香りの香水としては、「オーソドックスな香り」だと思います。商品のコンセプトとしては、「ライラックの香りを運んできた風のように爽やかな香り」を作ったようなのですが、爽やかというよりは、むしろ甘さのあるお色気タイプの香りだと思います。

　クレイジースティックを販売しているショップのサイトを色々見ると、「オードトワレ50ml分と同じくらい使用できる」量だと明記されていることが多いです。どこでも同じ文句で書かれているので、恐らく、発売もとの公式なアナウンスを記載しているものと思われます。
　各種の練り香水を見ても、「液体香水に換算すると、このくらい」と書いてあることは、あまり無いので、「珍しいなあ」と思いますが、練り香初心者の方には、値段を考える上で目安になるのでしょうか。 　スティック型の容器です。口紅のように、スティックをまわして繰り出して使います。

　蓋を取ると、内蓋があり、それを取ってから繰り出します。

　この内蓋は、無くてもいいように思えます。私は、最初にあけたときに捨ててしまいます。

　スティック型の練り香水は、決して珍しいものではなく、私もいくつか持っていますが、クレイジースティックは、ほかのスティック型に比べると、直径が太くて、ずんぐりした容器です。（一度に広い面積に塗れるためにこうしたのだろうか？と思います）多くのスティック型練り香水は、口紅程度の太さなのですが、クレイジースティックは、その1.5〜2倍くらいの太さです。
　一般的な太さのスティックと、使い比べてみましたが、私にはどちらがより使いやすいということはありませんでした。

　クレイジースティックの容器には、もう一つ大きな特徴があります。
　それは、このスティック容器が、紙製だということです。上の画像では分かりにくいかもしれませんが、下の画像なら「紙」と分かるでしょうか。

　厚紙製なんですよね……最初に見たときにはびっくりして、実を言えば、ちょっとがっかりもしました。

　しかし、よく考えたら、安価な練り香水の容器にお金をかけて欲しいとも思えず、「手軽に使うなら、これで十分かな」と今は思います。紙だと軽いので、持ち歩きにも便利です。
　「大事に、大事に使う」練り香水ではなく、さっさと使い、速やかに消費していく練り香水としては、この容器もアリだと思います。 　クレイジースティックの容器には、（練り香水　保湿バーム）と印字されています。ということは、一般的な保湿バームの使い方をしても大丈夫なのか？とも思えます。顔とか、ボディ、手足、髪などにつけてみようかな……と思わないでもないのですが、私は勇気が無くて、顔やボディには使ったことがありません。
　髪と手には使ってみたものの、ベタつきが気になって、私にはあまり使い心地がよくありませんでした。（このテクスチャで顔にはどうかな……と思います） 　ネットで買うなら、ショッピングモールなどで価格比較し、安いところを探して買うと良いと思います。

●Yahoo!ショッピングの　クレイジースティック：スピリチュアル　ライラック