有名メーカー・ブランドの練り香水:フラゴナール
フラゴナールの練り香水について紹介します。
フラゴナール(Fragonard)とは……
フラゴナール(Fragonard)は、フランスの香水メーカーです。フローラル系・フルーティ系の香りを主とした、南仏の香料を使用することにこだわりを持ったメーカーです。社名の「フラゴナール」は、画家のフラゴナールに因んだもの。
練り香水を多く出していることと、そのパッケージのかわいらしさで、練り香水ファンには以前から人気のあるメーカーでした。
練り香水ファンにとっては、フラゴナールは「出たり入ったりしているメーカー」です。販売経路の関係(発売元との契約の関係でしょう)から、何度も日本の市場に「参入」と「撤退」を繰り返しており、2014年現在は、残念ながら撤退中です。
フラゴナールの練り香水は、種類が豊富なのと(全品網羅している人は少ないのではないかと……)、値段が安く、容器が小振りで見た目がかわいらしいため、気取らないギフトにしやすいものでした。フラゴナールきらい派の人からも、「ギフトには重宝する」との声が聞かれたものです。
このような人気商品なので、撤退のたびに、大きな失望の声があがります。
フラゴナールの練り香水は、男性用の銘柄が豊富であることも特徴の一つです。男性に贈るギフトにできるのはもちろん、甘すぎない香りが好きな女性が付けることもできます。男性用も、箱と容器がかわいく、女性が持って歩いて違和感があるものではありません。
私個人としては、フラゴナールの練り香水は、一見して「舶来品(←表現が古い!)」と分かる洒落たデザインのものが、とても安価に買えるところが好きでした。
フラゴナールの練り香水は、箱も容器もかわいい
私の手元で、きれいなまま残っているフラゴナール練り香水の箱は、このようなものがあります。
箱の小ささをご覧ください。
この箱が特に小さいのではなく、フラゴナールの練り香水は、ほぼ一律でこの大きさです。(少なくとも、私はこれより大型のものを見たことがありません)内容量は、約3g。この量ですので、値段も安いです。販売店舗によって異なりますが、大体1,000円前後、高くても1200円ほど。安いところでは500円くらいのこともありました。私は、色んなところで買ったので、値段はそのたびにまちまちでしたが、すべて1000円でお釣りが来る値段で買っています。
↓箱の中の容器もかわいいですよ。
すべての銘柄で、違うデザインの容器なので、コレクションしたくなる人も多いです。
フラゴナールの練り香水の、香りはどうなのか?
フラゴナール練り香水の香りは、好き嫌いが分かれるほうだと思います。私個人のすきずきで言うと、種類によって、好きなものもあれば、どうしても好きになれず、トイレに置いて芳香剤にしてしまったものもあります。また、毎日使っているうちにキライになってしまったものもあります。
もちろん、数多くあるフラゴナールの練り香水は、それぞれに香りが違いますので、一概に「フラゴナール練り香水の香りはナニナニである」とは言えません。
しかし、人に香りの感想を求めると、「随分人によって感じ方が違うな」と思うことが大きかったので、私はフラゴナール練り香水の香りを、「無難」「一般的」とは思えず、好みを把握していない人にギフトとして差し仕上げるのはいつしかやめてしまいました。
フラゴナール練り香水の容器……容器が小さいのは良し悪しである
私は、フラゴナール練り香水の容器の
見た目には、大きな好感を持っています。ネットショップで、フラゴナール練り香水の商品一覧のページなどは、どれもかわいくて買ってしまいたくなり、うっかり見に行くのがキケンなほどでした。
決してお金をかけた作りではないのに、洒落ていて、手に取った人を幻滅させるようなチープさがありませんでした。
容器のサイズは、練り香水を持ち歩く習慣のある人には、大変ありがたいもので、私はフラゴナール練り香水の
大きさにも、大きな好感を持っています。薄くて、小さなバッグの中でもかさ張りません。
しかし、容器が小さいがために、蓋のスクリューが甘いようで、蓋の開け閉めがスムーズにできないことがよくありました。私は、何種類ものフラゴナール練り香水を使いましたが……7割くらいの商品がそうだったように記憶します。蓋が不十分に、変な閉まり方をした場合など、持ち歩いている最中に中身が出てこないとも限りませんので、私はわりと早い段階で、フラゴナール練り香水の持ち歩きをやめてしまいました。
もう少々値段が高くても、蓋のしまりが信用できるものがいいな……と、個人的には考えています。
フラゴナール練り香水は、今でも入手できる?
現在(2014年現在)は、日本の市場から撤退していますが、直輸入品を販売している店はあります。たとえば、楽天市場で探すと、これだけヒットしてきます⇒
楽天市場の「フラゴナール 練り香水」
結構普通に買えるじゃないか、と見えるかもしれませんが、国内に販売企業があったころには、もっと気軽に買えていました。
ネットオークションには、以前と変わらず出品があります。海外で買ってきた方の出品もあるのだと思います。
帰ってきて!……フラゴナールさまへお願い
フラゴナールさまには、
「また日本に帰ってきてください」とお願いしたいです。
2007年の撤退のときは、2年後に再上陸してくれたので、また同じくらいの間隔で戻ってきてくれないかな……。
フラゴナールの練り香水は、日本でも売れますよ! てゆーか、練り香水に関しては、日本は「やっと市場が成熟してきた」くらいの感じなので、むしろ今が売り時では??
管理人の、自分用メモなど
【1】今まで自分が買ったフラゴナール練り香水の銘柄を、現在分かる範囲でメモしておきます。
- ローズ ドゥ メ
- イルダムール(ムスク、ローズ、ジャスミン、金木犀、ライラック、アンバー)
- シトロン
- ママンシェリ
- スリジエ オン フルール
- エトワール デュ シュッド
- ボーゴス
- スイヴェ モア(ベルガモット、ローズマリー、バニラ、ラベンダー、ライム)
- オード オングリ
【2】何回か、かぶれたことがある
私は、皮膚が異様に強く、滅多なことではかぶれたりしないのですが、フラゴナールの練り香水は、何回かかぶれました。
しかし、これは私とフラゴナールとの相性の問題だと思うので、「フラゴナール練り香水=誰でもかぶれやすい」ということではありません。
個人的に、「かぶれる傾向が強い」ということは、自分はあまり喜んでたくさん買い込まないほうがいいんだろうな……と思っています。