前の記事で、ハンドクリームに液体の香水を混ぜて、なんちゃって練り香水を作ってみた工程を紹介しました。
　その作業中に、ワセリンと香水でも、同じようなものができるはずだと思いまして、実際にやってみることにしました。

　ハンドクリームと香水で作ったときと同じく、この手作り練り香水は、あくまでもなんちゃってであり、遊びの産物です。
　この作り方を、特に推奨したいとは思っておりません。が、なかなか楽しい遊びだったので、これも記録しておこうと思います。
（この作り方は、要するに、簡易版・練り香水の作り方で紹介しているやり方を、もっといい加減で簡単にしたものです）

　以下のものを使用しました。

【1】ワセリン

　薬局で安く買えます。

【2】香水

　手持ちの香水です。

【3】蓋のできる入れ物

　旅行用のコスメ容器を使いました。

【4】爪楊枝
　攪拌するために使いました。爪楊枝でなくても、スパチュラでも何でもいいです。 （あまりにも簡単なので、そんなに詳しく解説しません）

　ワセリンを少量掬い取り……


　容器に入れます。

　結果がどうなるか分からないので、ごく少量だけを入れました。

　ワセリンの上から、香水を入れます。

　スプレー式の香水を何プッシュしようかと迷いましたが、先に作っていたハンドクリーム＋香水の練り香水には2プッシュ分入れていて、「多すぎたかな？」と思っていたので、今回は1プッシュで作ることにしました。

　で、1プッシュ分の香水とワセリンを、爪楊枝で混ぜます。
　ホントに最初だけ、ワセリンと香水が分離していましたが、すぐに馴染んでいきました。（香水の量が多ければ、もう少し混ぜにくいのかもしれません）

　しばらく混ぜたら、完全に香水がワセリンのテクスチャに取り込まれました。

　これにて出来上がりとしました。

　私の作ったものは、弱めの香りに仕上がったので、「ちょっと香りの付いてるワセリン」止まりになり、あまり練り香水らしいものにはなりませんでした。
　しかし、これは香水の量の問題であり、香水を増やせば、この作り方→簡易版・練り香水の作り方　とほぼ変わらない出来上がりになるだろうと思います。遠慮して1プッシュにせずに、2プッシュ以上にすればよかったな、と思っています。

　弱い香りではありますが、日にちがたっても香りが飛ぶことは無く、同じ香りを保っています。
　次に作るときは、もう少し香水の量を増やしてみようと思います。 　上の項に、「次に作るときは」と書いたように、私はまたこの作り方で作ってみよう、と思っています。つまり、この作り方がちょっと気に入りました。
　ただし、前の記事と同様、この作り方も一種の「遊び」なので、何回作っても、ほんの少し作ってパパッと使うスタイルになると思います。

　家にワセリンと香水がある状況なら、この作り方はすぐにも試せます。好きな量・好きな香りの強さで作れるところが良いと思います。