スパイス、つまり香辛料のような香りです。
何かしら刺激のある香りであることが多い(ピリッとするとか、ツンとするとか)ので、嫌う人もいる香りです。しかし、好きな人にとっては「特徴があるからこそ好き」な香りなので、無難な香りよりもスパイシー香を愛する人も多いです。
「スパイシー香」という一つの香りがあるわけではありません。スパイスにも色々なものがあり、その一つ一つが、「スパイシー系の香り」です。
たとえば、
これらのものは、すべて「スパイシー香」になります。
お料理に使うスパイスがそうであるように、香水のスパイシー香も、「アクセント」に使われるものです。ペッパーの香りがメイン香、みたいな香水は無いです(確認したことないけど、断言して大丈夫と思います)。
スパイシー香は、ピリッとして甘ったるくないので、男性ものの香水によく使われます。
女性が、中世的な香りの練り香水を求めている場合、スパイシー香が立っているものを選ぶといいでしょう。
スパイシー香は、印象が強く個性的な香りであるとともに、何か人間の本能的な部分にうったえるものがあるのか、「セクシーな香り」と感じるものも多いです。「大人な香り」であるところが、そう感じさせるのかもしれません。
そのためか、ワイルドな良い女が付けているイメージもありますね。つける人の個性にばっちりはまると、大きな力を発揮する香りです。