【内容量】　4ｇ
【成分】　ワセリン、香料、ラノリン、ミツロウ、椿油、スクワラン、コメ胚芽油、ホホバ油、オリーブ油、アボカド油、トコフェノール、ブドウ種子油、ニチルヘキシルグリセリン
【サイズ】　直径3cm×高さ2.5cm

　やさしいかほりの練り香水：ざくろは、比較的入手容易です。
　実店舗で買うなら、発売もとの香彩堂が京都の店なので、京都の直営店や、みやげ物屋などで買えます。京都以外では、和もの雑貨のお店に置いていることがあります。（画像の練り香水は、京都のホテルで買ったものです）

　京都以外の土地で買うなら、ネットで買うほうが断然簡単です。でも……最近、少し品薄になっているような気がします。
◎Yahoo!ショッピングの　やさしいかほりの練り香水

　気になるのは、「やさしいかほりの練り香水」シリーズは全6種類あるのですが、「ざくろだけ売り切れてる」という場面を、私は何回か目にしているということなのですが……これは人気商品だということなのでしょうか？　それとも、発売元が「廃盤候補」にしようとしているということなのでしょうか？
　やさしいかほりの練り香水は、四角錐の外箱がかわいいです。
　箱はすぐ捨てちゃう部分なので、自分で買うときには、私はどうでも良かったりするんですけど、人にあげるときにはちょっと喜ばれます。

　ただし、この箱から出てくる容器がすごく小さいので、人によっては「あれ？　こんな大きさなのか」と思うかもしれません。　 　超個人的に気になったことを書きますと、なんか、成分に植物油が多いような……。

　椿油、コメ胚芽油、ホホバ油、オリーブ油、アボカド油、ブドウ種子油、全部で6種類。
　いや、多いのがイイとかイケナイとか、そういうこといではなくて。単に「6種類も？」って思っただけです。この4gの中に6種類か！という驚きを覚えた、というだけのことです。　
　やわらかくて、多少べたつきがあるテクスチャです。が、不快なほどのべたつきではありません。

　香りは、甘みと酸味のあるフルーツ香です。ざくろの香りなのかということになると、
「ザクロって、こんなのだったかな」
と思います。
　私は、ザクロは年に一回や二回は木になっているのをもいで食べるのですが（田舎にあるので）、もっともっとワイルドで、酸味が強い香りだったはずです。でも、うちの田舎のザクロの香りの方がおかしいのかもしれませんけど。

　なんとなく、本物のザクロ香に、ほかのフルーツ香を足して、分かりやすく「フルーツっぽいでしょう！」という香りに作り直したような感じがします。
　「ザクロかどうか」にこだわらず、単に「良い香りか」「好きな香りか」ということなら、私は嫌いではないですが、少し甘すぎて、子供っぽい香りのように感じます。 　容器は小さめで、蓋がしっかりと閉まるクリーム容器です。



　容器が小さいということは、内容量が少ないということです。内容量は4gで、市販の練り香水としては少量売りの部類に入ります。
　私は、少し買ってさっさと使い切るような使い方が好きなので、4g売りはむしろ嬉しいです。しかし、少なさに「これっぽっちか」と思う人もいるでしょう。（でも、使いきるには結構な日数がかかると思いますけど）

　この練り香水容器は、本体の見えるところに、一切のプリントも、ラベル貼りこみもありません。上の画像に写っているざくろのマークとzakuroという文字の入った紙は、蓋を開けるときにはがすものなので、これを取ってしまうと、パッと見たときに「ザクロの練り香水だ」と分かるものが何も付いていません。

　容器を裏返すとラベルが貼ってあるので、完全に分からなくなることは無いのですが、ここまで主張の無い容器も珍しいです。