ダイソー(100均)の練り香水
※現在(2018年現在)、ダイソーで練り香水は販売していないようです。この記事は、発売されていた時点で書かれたものです
※ダイソーで、今後練り香水の発売があるかどうかは不明です(私は、望みがあると思っています)
※ダイソーの練り香水については、ブログでも紹介しています→香水ブログ:ダイソーの練り香水
この記事では、多分ダイソーが一番最初に発売したと思われる「フェアリーシリーズ」について、主に紹介しています。
ダイソー(100均)でも練り香水は買える
100均=100円ショップでも、練り香水は入手できます。上の画像は、ダイソー製の練り香水です。
ダイソーの練り香水は、常時5〜6種類くらいあります。
私がダイソーの練り香水の存在に気が付いたのは2007年頃だったと思うのですが、その頃から途切れることなく、継続して販売されています。
売っている商品は、代替わりしていっていますが、練り香水自体の扱いは常時あって無くならないところを見ると、、売れていないわけでもないのだろうと推測されます。
ダイソーのコスメコーナーを探せ!
ダイソーの店内で、練り香水を置いている場所は、ごく普通にコスメコーナーです。
全店舗にあるわけでもないようですが、私の行動範囲にあるダイソーでは、置いている店の方が多いです。
ダイソーの練り香水は、容器もパッケも安っぽい
上に画像を貼った「フェアリーシリーズ」の練り香水は、長いことダイソーで扱われていた商品です。これを見ていただければひと目で分かることですが、
ダイソーの練り香水は、とにかく容器が安っぽいです。
容器も、パッケージも安っぽく、かつ、子どもっぽいものが多いので、実物を手に取るとなんとなく買う気にならなかったり、買うのが恥ずかしかったりすることがあります。(所詮100円ですから、安っぽいのは当然ではあります)
実際に容器を触ると、ペコペコ感というか、パカパカ感が強く、詰め替えの手間をいとわない方なら、別容器に移すのもいいでしょう。後述しますが、
中身の練り香水は、思いのほか悪くはないのです。
「100円」という値段が、買うのをためらわせる
私は、ダイソーで練り香水をはじめて発見した日から、実際に購入してみようと思うにいたるまで、1年以上の年月がかかりました。ためらっていた理由は、
「悪いに決まってる」
「大丈夫なのか」
「100円といえども、変なものを買って損したくない」
という思いでした。値段の安さと、見た目の安っぽさが、もう非常にうさんくさいと思っていたのです。
しかし、ある日出来心で一つ購入してしまったわけですが、「失敗でもしょうがないな」と覚悟しての購入でした。
香りそのものや、手触りが、どうにもならないほど気に入らなかったら、なにか実験(複数の練り香水のブレンドとか、溶かして作り直すとか)に一度使って、使い切れなかったら捨てよう、くらいの気持ちでした。
100均の香水にサンプルなど無いですから、事前に商品をチェックすることもできず、完全にダメモトで精神で買いました。今思えば……そこまでダメなやつだと思わなくてもよかったようにも感じます。
とにかく、私がためらっていたのは、ダイソーの一番の売りである「安さ」の部分でした。しかし結局、安かったから、「まあいいや、無駄になっても」と思って買えたわけなんですけど……。
最初に買ってみたのは、「フラワーフェアリー」
私が最初に買ってみたのは、上の画像の商品フラワーフェアリーという銘柄でした。(上の項に、パッケージに入った画像が貼ってあります。パッケージの台紙が、妙に漫画チック……)
ほかに、キャンディーフェアリー(キャンディーのような香り)とハピネスフェアリー(バニラの香り)、バブルフェアリー(ソープの香り)というのがあったのですが、「フローラルの香り」のフラワーフェアリーが、一番スタンダード路線だろうと思ったので、それを試しました。ほかの三つは、めちゃくちゃに甘い香りのような気がして、敬遠しました。
【追記】後に、キャンディーフェアリーも、ハピネスフェアリーも、バブルフェアリーも買ってしまいました
フラワーフェアリーを買って、実際に使ってみて思ったことは、
「予想していたよりも、ずっとずっときちんとした商品だ」ということでした。
高品質とは言いませんが、1000円以下で買えるほかの練り香水と比べて、それほど劣るところはありません。むしろ、大健闘していると思います。
香りは淡いほうだし、持続時間は1時間程度だし、人にすすめたいとまでは思わないものの、買いたい人に「やめた方がいい」と言おうとも思いません。100円分の責任を、きっちり果たしている商品だと思います。
「フラワーフェアリー」について、もう少し詳しく
フラワーフェアリーについて、もう少し詳しく紹介しておきます。
私は、フェアリーシリーズの練り香水は持ち歩きませんでした。やはり、この容器がなんとなく持ち歩きたくない感じですし(余計な蓋の飾りとかは、いっそいらないのに……)、家の中で自分だけで楽しむ香りにする方がふさわしいように思うからです。
フラワーフェアリーの香りは、私は勝手に「ローズ香」を予想したのですが、まったく違うものでした。特に、単一の花の香りというよりも、しっかりブレンドした香りです。(いかにも合成くさい香りとも言う)
強いて言えば、ユリ系の香りでしょうか。甘さはほとんど無くて、白檀のような香りもかすかに感じます。
私は、この練り香水で一番気に入っているのはテクスチャです。さらっとあっさりしたテクスチャでした。
私はベタベタするタイプの練り香水は好きではないので、サラッとした練り香水の方が手が伸びやすく、しかも気軽に付け直します。(テクスチャは、フラワーフェアリーだけの特徴ではなく、シリーズすべての特徴です)
容量は2.2g。これも気に入りポイントでした。正直、大事に長く使いたいとも思わない練り香水ですので、面白がって手に取り、パパッと使い切る量が良いと思います。
フラワーフェアリーの、パッケージの裏書きの画像も貼っておきましょう。
ダイソーの練り香水は、無理して入手するほどのものじゃない
この記事に、画像を貼ったり、具体的なダイソー練り香水の銘柄を書いてしまったりしたので、練り香水に興味がある方の中には、
「身近なダイソーには無いけど、どうしてもほしい!」
「興味本位だけど、ぜひ実物を見たい」
と思ってしまった方もいるかもしれません。
しかし、わざわざそのために交通費をかけたり、オークションで落として送料をかけるなどの買い方は、私にはバカバカしく思えます。
冷静に考えたら、とんでもない安物なのです(ちょっと面白い商品ではあるけど)。労力をかける価値が本当にあるのでしょうか。
出先で偶然めぐり合えば買うし、めぐり合えなければ「別にいいや」で十分だと思います。私としては、ダイソーの練り香水は、特におすすめの品ではありません。(自分はノリで買いましたが)
ほかには、どんな100均練り香水があるか
ダイソー以外の100均では、私は今のところ練り香水を見かけたことはありません。仮に見かけたとしても、買ってみるかどうか分かりません。ダイソーの練り香水は、面白半分で買ってみましたが、
所詮遊び気分で買う商品かなあと思います。
しかし、100均コスメであっても、ばっちり自分の好みの香りであれば、私は愛用すると思いますので、安い練り香水が出現すること自体は、基本的には歓迎します。
私は、100均で普通の香水(液体の香水)を買ったことはなく、あまり買いたいとも思いません。100均でフレグランスをを買うなら、「液体の香水よりも、練り香水の方が良さそうだ」と思います。
練り香水は、遊び心や、雑貨感覚のかわいらしさの魅力も大きいですから、「安くて面白いもの」というコンセプトもアリな気がするからです。高品質であることを諦めたときに、練り香水は「かわいげ」だけでもまあまあイケる!と思うのです。
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