※現在は、販売元サイトでも販売が無く、廃盤になったようです。この記事は、2013年に書かれたものです

【内容量】　9ｇ
【成分】　植物油、ミツロウ、香料（植物精油）、トコフェノール

　おきなわ循環生活とは、ECOMAPという会社によって展開されている、沖縄の資源を有効活用しようとするエコ事業の一つだということです。
　特に、「未使用資源」の有用化にこだわり、普通はあまり顧みられない資源の使い道を模索し、月桃を利用した商品を多数開発しています。

　この練り香水には、【循環】とタイトルが付いていますが、別に「循環をイメージしている」とかいうことではなく（循環をイメージした香水って、わけ分かりませんが）、「循環をテーマにした商品です」というほどのメッセージのようです。 　2013年現在で、おきなわ循環生活からは、以下のような、6種類の練り香水が発売されています。

• イランイランと大東月桃【情感】
• ベルガモットと大東月桃【調和】
• ゼラニウムと大東月桃【循環】
• 大東月桃
• ナイトジャスミン
• ダマスクローズ

　いずれにも、「天然成分だけ」で作っているところが売りです。

　ミツロウをたっぷり使っているなあと感じる色と感触です。しかし、冬場も固くはなりすぎず、非常に滑らかなテクスチャで、付け心地は良いです。
　夏場は、少し汗をかくことがあり、つけた後は、ややベタつきが強いように感じます。

　香りは、練り香水の中でも淡いほうです。淡すぎて、何となく物足りないので、一日に何度も付け足してしまいます。それでも本人だけが香る程度で、人にわかるほどの香りにはなりません。

　個人的な好きずきで言うと、私はどうもこの練り香水は好みではありません。ゼラニウムと月桃の組み合わせのせいなのか、薬草みたいな、草っぽい香りで、あまり「良い香り」とは感じられません。数回使ってみたものの、レギュラー使用するつもりはすでに無く、別の練り香水とブレンドするなど、実験的に作り変えるときの素材に使ってしまおうかと思っています。

　同じシリーズのイランイランと大東月桃【情感】も同様に感じたので、私にはこのメーカーの練り香水が合わないのかもしれません。
　「おきなわ循環生活」には、液体の香水もあるのですが、これは全品メンズものでして、もしかすると、練り香水もすべてメンズ仕様なのだろうかと思ったことがあります。それほど、甘さの少ない香りです。
　メタルのクリーム容器で、スクリューが無いタイプの蓋です。
　私は、このタイプの蓋だとバッグの中で開いてしまいそうな気がするので、外出には持って出ることはしません。