シアバターで作る練り香水
こちらの頁⇒ロクシタンの練り香水でも触れているシアバターを用いた練り香水の作り方を紹介します。
ワセリンを使った《簡易版》練り香水の作り方よりは手がかかりますが、基本の作り方よりは気楽に作れます。
ミツロウを使うのが面倒くさい方や、基材を単一のもので作りたい方にはおすすめです。
※現在、私がシアバター製練り香水を作るときに主に採用している方法は「電子レンジ方式」ですが、一応この記事も残しておきます
用意するもの
- シアバター(量は好きなだけ。私は少なく作るのが好きなので、多くても3グラムくらいにしています)
- エッセンシャルオイル
- 爪楊枝など(かきまぜるためのもの)
- 鍋(湯煎用)
- 蓋付き容器
作り方手順 その1……シアバターを湯煎で温める
容器に入れたシアバターを、湯煎にかけて溶かします。湯煎してほんの数分で、全体が完全に透明になって溶けます。これが、練り香水の基材=ベースになります。
容器は、溶かすための容器を別途用意しても良いのですが、保存用容器をそのまま湯煎にかけるのが、一番手間が少なくて簡単です。
私は、手軽に作りたいときは、ほかのキャリアオイルなどは入れずに、シアバターのみで作ります。しかし、手作りコスメなどに慣れて、オイルのブレンドが好きな人や、硬さの調整をしたい人は、溶けたシアバターに好みのオイルを混ぜてもいいと思います。(私も、使ってしまいたいオイルがあるときには、色々ブレンドしてみることがあります)
作り方手順 その2……シアバターとエッセンシャルオイルを混ぜる
溶けた基材の中にエッセンシャルオイルを加えてよく混ぜます。
エッセンシャルオイルの量は、各人の好みですが、私が作るときの目安は、「基材が1gに対して、エッセンシャルオイル1〜2滴くらい」です。しかし、オイルの香りのたち方で、「なんとなく、今日は多目にしよう」みたいなときもありますので、この辺は、かなりアバウトで大丈夫だと思います。
エッセンシャルオイルは好きなようにブレンドしてもいいし、単品でもいいです。
作業の途中でシアバターが固まってきたら、再度湯煎して溶かします……が、そんないすばやく固まってはきませんので、再湯煎するはめになることはあまり無いと思います。(私は今までに一度も無いです)
作り方手順 その3……固まったら、蓋をして保管
シアバターが固まったら、蓋をして保存します。保管方法は、普通のシアバターの保管方法と同じです。
生活の木 シアバター (精製) 30g
シアバター(精製済)/SNB 50g
管理人が、今までに「練り香水作成」に使ったことのあるシアバター
シアバターは、どの銘柄でも、好きなもので良いと思います。参考までに、私が現在主に使っているシアバターを、下に挙げてみます。